2019年度アフリカにおけるグローバル人材育成事業の成果をワークショップにおいて報告

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  • 2020年10月15日

    UNU-IASは2020年9月4日、2019年度の「アフリカでのグローバル人材育成プログラム(GLTP)」に参加した学生による研究活動報告会を、Zoomウェビナーの形式で開催しました。当日は、南アフリカ、シエラレオネ、ベトナム、フィリピン、アメリカ、イギリス、オーストリアを含む8か国から、アフリカと日本の指導教員、UNU-IASの学生および卒業生や一般参加者約45名が参加しました。報告会では、GLTPに参加した学生らの各研究成果とSDGsへの貢献についてなどを主題とし、活発な議論がに行われました。

    GLTPは文部科学省の支援を受けて2013年に始まりました。2015年9月に国連総会で採択された「アジェンダ2030:持続可能な開発目標 (SDGs)」のアフリカでの達成に貢献する人材および将来国際機関やNGOの職員として国際舞台で活躍できる人材の育成を行っています。国内で先導的な教育・研究活動を行っている大学院やアフリカ各国の大学・研究機関と連携して、日本人大学院生をアフリカに派遣し、各自の修士・博士研究の実施に加え、実践的な研究訓練の機会を提供しています。これまでに修了生は66名を越えました。修了生の多くは現在、企業、研究所、国際機関、NGO等に所属し、日本国内やアフリカの現場で、実務者や研究者としてのキャリアを構築しています。

    2019年度は、9名の学生がケニア、ザンビア、ウガンダ、マラウィ、南アフリカの5カ国・5つの大学・研究機関へ派遣されました。研究分野は、ウガンダにおける職業教育訓練(TVET)のカリキュラムと労働市場との関連性や、初等教育における学校運営委員会とPTAの役割と学校教育への影響に関する調査、また、南アフリカでのWiFiによる地下鉱山モニタリングシステムの開発など多岐に渡ります。それぞれ、2ヶ月から6ヶ月に及ぶ現地調査を行いました。

    本報告会では、プログラムに参加した9名の学生のうち7名が、研究成果や現地での貴重な経験を発表しました(なお、今回登壇していない2名は、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、2020年10月時点の現在、遠隔にて調査活動を継続中です)。