気候変動教育プロジェクトの優良事例集を発行

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ニュース
  • 2021年5月14日

    国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の新刊は、持続可能な開発のための教育(ESD)に関する地域の拠点(RCE)が実践する気候変動教育の優良事例を紹介しています。2021年4月27日に新たに発行された「地域レベルにおける気候変動対策:グローバルRCEネットワークによる持続可能な開発のための教育プロジェクト(英題:Tackling Climate Action at the Local Level: Education for Sustainable Development Projects from the Global RCE Network)」は、ESDに関するグローバル・アクション・プログラム期間中(2015~2019年)に、気候変動対策に焦点を当て、地方および地域レベルにおける教育を通じて持続可能な開発目標(SDGs)に貢献したRCEの取り組みを特集しています。

    本出版物は、UNU-IASの持続可能な開発のための教育(ESD)プロジェクトの一環で作成され、気候危機に対応するために教育や訓練を通してグローバルな目標を地域における行動に転換する事例を紹介しています。RCEが実践する革新的な解決策は、教育プログラムの作成に際して地域に特化したアプローチが重要であることを示しており、多様な主体の連携モデルを通じた取組の様々な側面を理解することができます。

    グローバルRCEネットワークのウェブサイトに掲載されている記事はこちらからご覧ください。

    RCEネットワークは、持続可能な社会の実現への貢献に向け、地域レベルにおける多様な主体の協働を促進するためのプラットフォームです。UNU-IASは、179の拠点から成るRCEネットワークの事務局を担っています。