UNU-IASポリシーブリーフ:より良い復興に向けたランドスケープ・シースケープにおけるレジリエンス

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  • 2021年11月12日     東京

    この新しいUNU-IASポリシーブリーフ(英題:Resilience in Landscapes & Seascapes: Building Back Better from COVID-19 )は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のような危機からの変革的な回復を促進するため、ランドスケープやシースケープにおけるレジリエンス(回復力)を強化するための提言をまとめています。特に、より良い復興に向け、グリーン・リカバリーを通じてレジリエンスを強化するための機会とアプローチに焦点を当てています。

    本ブリーフは、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)が関係機関と協力して開発した評価ツールである「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)におけるレジリエンス指標」の適用を通して得られた経験と教訓に基づいています。著者は、西麻衣子、名取洋司、デボン・R・ダブリンで、UNU-IASの研究テーマ領域「生物多様性と社会」の一環として、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)のメンバーをはじめとする関係者の協力による取り組みに基づいています。

    概要

    社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)におけるレジリエンスの強化は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のような危機からの回復と同時に、より持続可能な未来に向けた変革を促進します。人間と自然の相互作用における変化を認識し、地域コミュニティの能力を高めながらレジリエンスを構築するための戦略を立てるには、ランドスケープやシースケープのレベルにおけるレジリエンス評価が重要な役割を果たします。

    提言:

    • 健康と人間の福利に関する知識と専門性を積極的に取り入れて、レジリエンス評価にトレードオフ分析を統合する。
    • ランドスケープやシースケープの適応管理の確保および強化と、レジリエンス構築に向けた資源動員のため、社会生態学的なレジリエンスを定期的に評価する。
    • 社会経済的なショックからの回復を加速させるとともに、被害を最小限に抑え、予防的な戦略を促進するため、絆(ボンド)、橋渡し(ブリッジ)、連携(リンク)という形で社会関係資本を育成し拡張させる。

    リンクより全文(英語のみ)にアクセス可能。