2022年7月4日 東京
この新しいポリシーブリーフ(英題:Information & Communications Technology Solutions for Environmental Issues in the Greater Mekong Subregion)は、メコン川流域における気候変動や地域の環境変化による負の影響に対する情報通信技術(ICT)を活用した解決策について提唱しています。 当該地域の環境変化を緩和し、SDGsへの達成を目指しつつ持続可能な管理を行うためのスマート・シティの取り組みを推奨しています。著者は、リッカルド・ コッラード、オードリー・ リワン、 ウッパラット・ コーワタナサクンです。
メコン川はその流域の数百万人もの人々の生活を支えていますが、その生態系は崩壊の危機にあります。気候変動や、水力発電ダムの建設、森林の破壊、砂の採掘、農業のための大規模灌漑、湿地帯の改変といった流域の人間活動による地域の環境変化は、地域の人々に対して負の社会的・経済的影響を与えています。情報通信技術(ICT)、特にスマート・リージョンの開発は、大メコン圏における環境問題を解決する重要な実現手段となるでしょう。
リンクより全文(英語のみ)にアクセス可能。
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