ポスドク特別研究員による持続可能な都市化に関する研究

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  • 2021年4月7日

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2021年3月17日、日本学術振興会 (JSPS)及び国連大学のポスドク特別研究員、リチャ・カンドパル氏は、インドにおける持続可能な都市化、及び持続可能な開発目標(SDGs)ローカリゼーションに向けた、政策選択に関する研究の現時点での成果について発表しました。同氏は、統合された社会制度的アプローチを用いて、都市周辺の管理メカニズムの開発に取り組んでいます。UNU-IASにおける本研究は、インドの事例を用いて、都市開発メカニズムのSDGsローカリゼーション戦略への整合を目指しています。

    発表セッションにおける議論では、UNU-IASプログラム・コーディネーターの増田大美氏が、日本のSDGsローカリゼーション支援事例を参照しつつ、インド政府の国内と地方におけるSDGsパフォーマンスを測定するために開発した複合指標の活用について指摘しました。また、UNU-IASシニアリサーチフェロー/慶應義塾大学教授の蟹江憲史氏が総括を行い、特にCOVID19が世界中で都市化に関する進行中の課題を深刻化させている観点から、本研究トピックの重要性を強調しました。

    JSPS-UNUポスドク特別研究員プログラムは、博士号取得直後の優秀な諸外国の若手研究者に対し、我が国の大学等研究機関において、日本側の受入研究者の協力のもと、サステイナビリティに関する先進的な研究に従事する機会を提供するプログラムです。詳細は、こちらをご覧ください。