日本のRCEユースが協働の促進に向けたアクションについて議論

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ニュース
  • 2022年3月20日

    2022年2月15日、UNU-IASは、国内RCEの若者を対象に持続可能な開発のための教育(ESD)の協働とネットワーキングに関する会議を開催しました。「私のアクション、私たちのアクション(My action, Our actions)」と題し、若者の活動に関する発表やグループディスカッションが行われました。

    日本国内にある8つの持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点(RCEs)の若者は、対話型の発表セッションにおいて、学生団体、地域住民、自治体、民間機関などのステークホルダーとの協働により実施された、若者主導および若者発信型の好事例を紹介しました。また、若者ならではの創造的で革新的なバーチャルツールを活用した取り組みや、新型コロナウィルス対策に配慮して安全な対面式イベントを実施する方法などについても紹介されました。

    グループディスカッションでは、これらの活動が取り組んでいる共通の社会課題や、各地域が直面している課題を中心に議論が交わされ、今後の協働に向けた学び合いとネットワーキングの場が提供されました。また、実務者たちのグループでは、日本のRCEコミュニティ内外における今後の協働の可能性が検討されました。

    本会議では、日本の各参加者の地域コミュニティにおいて若者による取り組みが継続されている点に着目するとともに、ESDとRCEコミュニティの重要性が確認されました。

    グローバルRCEネットワークは、持続可能な開発のための教育(ESD)プロジェクトのイニシアチブです。詳細については、グローバルRCEネットワークのウェブサイトをご覧ください。