ESD推進のための地域拠点が気候変動対策をスケールアップする革新的な方法を探る

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  • 2021年6月25日

    UNU-IASは、2021年6月8日に「持続可能な開発目標の達成に向けて: 世界の危機的状況における学びを通じた行動」と題したウェビナーを共催しました。本ウェビナーは、グローバルRCEネットワークの事務局を務める「持続可能な開発のための教育(ESD)- ESD推進のための地域拠点(RCE)とProSPER.Net」プロジェクトの活動の一環として開催されたもので、2020年のRCE地域会合と、2021年秋に開催を予定している第12回グローバルRCE会議の橋渡しとなるイベントの2回目でした。

    参加者は、ユネスコが発行したESD for 2030に関するロードマップの優先行動分野に関連し、第26回気候変動枠組条約締約国会議 (COP26)およびそれ以降に向けて気候変動対策を拡大する方法を模索しました。さらに、2021年から2030年の間、地域・国・世界レベルにおけるSDGsおよびESD for 2030の枠組みに向けたRCEコミュニティの集団的行動の指針となる「RCEコミュニティのためのロードマップ2021-2030」が新たに発表されました。

    本ウェビナーでは価値観の重要性や、行動促進における「頭」「心」「手」のつながりの必要性が再認識されました。2021年11月16日~18日に開催される第12回グローバルRCE会議は、事前のウェビナーを基盤とし、ESDとSDGsに関する効果的なアクションの実施と推進に向けたRCEの進展をさらに支援する機会となります。

    本ウェビナーの詳細なレポートは、グローバルRCEネットワークのウェブサイトでご覧いただけます。