2023年9月22日     東京

2023年8月25日、国連大学サステイナビリティ高等研究所（UNU-IAS）は、気候変動適応のモニタリングと評価に関するセミナーを実施し、国、地方政府、認定機関および民間セクターにおける最新の取り組みを共有しました。本セミナーには、UNFCCC（国連気候変動枠組条約）適応部門のユセフ・ナセフディレクターをはじめ、様々なセクターから専門家が参加しました。

UNU-IASの竹本明生プログラムヘッドがモデレーターを務めたディスカッションでは、気候変動影響への適応の取り組みのモニタリング評価に関する課題、構成要素、方向性などについて意見交換を行いました。また、パリ協定に基づく世界全体の適応目標（Global Goal for Adaptation）とグローバルストックテイクとの関係性や、国際標準機構（International Standard Organization）の役割についても積極的な議論が行われました。