WWFインターナショナルのヤノス・パスツール氏、相互に依存する持続可能性の3つの側面について語る

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  • 2015年1月26日

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    Photo: UNU-IAS

    2015年1月21日、UNU-IASは、WWFジャパンと東京大学GPSS-GLIと共催で、セミナー『生きている地球レポート2014年(Living Planet Report 2014):WWFによる最新のメッセージ』を開催しました。

    WWFインターナショナルからお招きしたヤノス・パスツール氏は、参加者に地球環境の深刻な現状への注目を呼びかけ、持続可能性の3つの側面である、生態・経済・人間と社会的側面は、相互に依存していることに留意することが大切だと語りました。さらに、拡大を続ける全人類の活動を地球上で支えていくには、社会のあらゆるレベルでより賢い選択な行われ、適切な行動が取られなければならない。その道は決して容易ではないが、多くの成功事例がその可能性を示唆しており、我々はそれを信じて歩むべきである、と述べました。

    講演後には参加者との間で活発な議論が展開され、環境保全・改善に関する多様な考えを、どのように意識の変革や行動へと導くことができるのか、活発な意見の交換が行われました。