大学生向けSDGs研修を開催

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  • 2017年8月15日     東京

    Photo: UNU-IAS

    Photo: UNU-IAS

    UNU-IASは8月10日、「国連大学サステイナビリティ高等研究所で学ぶSDGs」を開催しました。本研修は、環境活動を実施している日本の大学生が対象で、7団体が参加しました。学生らは、普段の活動と持続可能な開発目標(SDGs)とのつながりを認識し、「自分ごと」として捉えることで、SDGsへの理解を深めました。

    研修では、UNU-IASやSDGsについての概要説明が行われた後、東京都立武蔵高等学校の山藤旅聞先生が、社会課題やSDGsの解決に向けて、行動できる人材育成を目指した教育デザインについて基調講演をしました。また、研修の後半では、参加者と社会人らによるグループ別意見交換会が行われました。活動とSDGsとの関わりのほか、今後の目標達成のために、どのように貢献できるかについて、活発な議論が交わされました。最後には、各グループが研修の成果を「大学生SDGs宣言」として取りまとめました。

    このほか、会場では地球環境パートナシッププラザ(GEOC)によるSDGsポスター展示も行われました。

    本研修や宣言の詳細は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金が発行する「全国ユース環境ネットワーク vol.5」(9月中旬予定)に掲載予定です。

    ※本研修は、全国ユース環境ネットワーク事務局との共催で、全国大学生環境活動コンテスト実行委員会の後援、GEOCの協力のもと、実施されました。