インドの地方におけるSDG実施に向け、持続可能な水資源管理を議論

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  • 2020年10月20日

    UNU-IAS 「持続可能な開発のための水(WSD)」プロジェクトが2020年10月10日、インド・アーンドラ大学経済学部及び地球工学部との協力で国際ウエビナー「インド・ビシャカパトナム市における持続可能な水資源管理に向けた課題と戦略」を開催しました。

    会はUNU-IAS研究者によるWSDの研究概要と成果の共有に始まり、ビシャカパトナム市の実務者が直面する水資源管理の課題について議論が行われました。登壇者には日本、インド、インドネシアから学術界、政府、民間の代表者が選ばれ、世界各国から100名以上が参加しました。

    議論において強調されたのが、人間の生活と自然生態系のための水の安全保障、地域レベルの管理計画策定、そして関係者の連携促進の必要性です。閉会にあたりUNU-IASのリサーチ・フェローであるGeetha Mohanは、水資源管理の関係者が地域のニーズに適した解決策を模索する上で、本ウエビナーにおける議論がその一助となるであろうと述べました。

    ウエビナーの開催は「The Hindu」「Times of India」「The Indian Express」を含むインドの全国紙で報道された他、「Sakshi」「Eanadu」「Andhrajyothi」等の地元メディアでも取り上げられました。