持続可能な社会に向け文化、自然遺産を広める

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  • 2023年9月15日     シドニー

    2023年9月3〜9日、国連大学サステイナビリティ高等研究所のフアン・パストール・イヴァールス研究員が、オーストラリア、シドニーで開催されたICOMOS(国際文化財保存会議)の総会における議論に貢献しました。本会議には世界中から1400人以上の専門家が集い、参加者は持続可能性、紛争および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの世界的な課題を体現する役割を担う文化遺産について、講義、ワークショップおよびフィールド訪問を含むプログラムを通して議論を行いました。
    フアン研究員は自然と文化の融合に関する科学的シンポジウムに参加し、「金沢の日本庭園からの新しいグリーン・ヘリテージコモンズ」をテーマにプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションでは、金沢の歴史的な庭園群に対する持続可能な保存モデルを紹介し、人々のウェルビーイングに庭園が重要な役割を果たしており、グローバルにおいて庭園の持つ役割を広めていく必要性があることを強調しました。