2023年8月15日

2023年8月7〜9日、国連大学サステイナビリティ高等研究所（UNU-IAS）は、学生や若手社会人、実務者を対象に第39回国連大学グローバル・セミナーをオンラインで開催しました。本セミナーは、地球規模の環境課題への意識を高めることを目的としています。今回は「持続可能な農業と食料生産：食料安全保障の確保にむけて」をテーマに実施しました。日本国内1１大学、多様な機関から30名が参加し、気候変動や生物多様性の喪失などの課題に取り組みながら世界の食料システムを転換する重要性について議論しました。セミナー最終日には、参加者によるグループ発表が行われ、プログラムを修了した参加者には修了証が授与されました。

国連大学グローバル・セミナーは、文部科学省および国連大学協力会の支援の元毎年開催されています。 セミナー参加者がまとめた報告レポート（英語）は、関連ファイルタブからご覧いただけます。

歴史

国連大学グローバル・セミナーは、日本の関東地域において1985年第1回湘南セッションが始まり、関西地域においては1995年に神戸セッションが始まりました。その後日本では、東北、島根、山口、北海道、神戸、淡路、金沢、沖縄セッションが開催されました。国連大学グローバル・セミナーは海外にも広がり、2003年にソウルセッション（韓国）が始まりました。日本で開催される国連大学グローバル・セミナーの参加者については、全国から個人の応募を受け付けています。詳しくはこちらをご覧ください。