全国ユース環境活動発表大会の受賞高校発表

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  • 2018年2月8日     東京

    Photo: MOEJ

    UNU-IASは2月3日と4日、環境省、独立行政法人環境再生保全機構とともに、高校生を対象としたワークショップ「全国ユース環境フォーラム」ならびに、「第3回全国ユース環境活動発表大会」を開催しました。本大会は、環境活動を行う高校生や大学生に対し、交流や発表の機会を提供することで、持続可能な社会の構築に向けた活動の充実に貢献する目的で開催されました。

    1日目は、SDGsやUNU-IASの研究活動の紹介の他、高校生がグループワークを通じて、今後の活動の発展に向けた行動を考えるワークショップを行い、活発な意見交換が行われました。
    2日目の全国ユース環境活動発表大会では、全国から選ばれた12校の高校生と全国大学生環境コンテストグランプリを受賞した大学生による環境活動の発表が行われました。審査委員による審査により、鳥の巣半島(和歌山県)における外来種の駆除の研究と生物多様性を守る活動に関して発表を行った和歌山県立田辺高等学校生物部に対して、渡辺綱男UNU-IASシニアプログラムコーディネーターより国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞が授与されました。

    また、本大会に合わせてUNU-IASと地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)によるパネル展示が行われ、高校生や一般参加者を対象にSDGsと目標達成に向けたアクションについて、普及啓発活動を実施しました。