UNU-IASが国連生物多様性会議 2022にてサイドイベントを開催

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  • 2022年11月25日     モントリオール


    国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、2022年12月7日〜19日にカナダのモントリオールで国連生物多様性条約第15回締約国会議(CBD COP 15)および多くの関連会議やイベントを伴って開催される国連生物多様性会議 2022に参加します。

    UNU-IASは、以下の4つのサイドイベントを開催します。

    CBD COP 15におけるUNU-IASのサイドイベント

    SATOYAMAイニシアティブ:自然と共生する社会に向けた10年間のあゆみ
    2022年12月8日 日本時間:03:15–04:15 (2022年12月7日 13:15–14:15 EST)
    開催場所:Room 516DE(コンタクトグループ6)本サイドイベントは、ランドスケープ・アプローチを通じた自然共生社会の実現を目指すグローバルな取り組みであるSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)の創設から10年間の成果を発表します。IPSIの創設10周年を記念して行われ、IPSIコミュニティから集った専門家たちによって、これまでの成功例や今後の計画について議論が交わされます。

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    ネイチャー・ポジティブへの道筋
    2022年12月9日 日本時間:08:15–09:15 (2022年12月8日 18:15–19:15 EST)
    開催場所:IGOs会議場514B本サイドイベントは、社会変革の実現に必要不可欠な、生物多様性ガバナンスへの全社会的アプローチについて議論します。本イベントでは、自治体、民間企業、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)からの登壇者と共に、新しい報告書『ネイチャー・ポジティブへの道筋の探求(英題:Exploring Nature-Positive Pathways)』にまとめられた知見について議論します。

    イベント詳細

    マングローブ生態系の複数のサービスに着目した保全と再生による気候変動やその他の社会課題への自然を基盤とした解決策
    2022年12月15日 日本時間:03:15–04:15 (2022年12月14日 13:15–14:15 EST)
    開催場所:会議場512E本サイドイベントは、マングローブの生態系保全が沿岸地域の複数の課題にどのように貢献するか議論した上で、関連する政府の政策や、ドナーおよび民間企業による実施活動の共有を行います。また、再生を促進し、ポスト2020生物多様性枠組の目標を達成するための持続可能な管理を確実に行うため、自然を基盤とした解決策(NbS)としてのマングローブ保全における課題と機会を明らかにします。

    イベント詳細

    COMDEKSフェーズ4:ポスト2020生物多様性枠組へのSATOYAMAイニシアティブの貢献
    2022年12月17日 日本時間:03:15–04:15 (2022年12月16日 13:15–14:15 EST)
    開催場所:Business and Industry Organizationsの会議室514A本サイドイベントは、社会包括的かつ効果的な方法による持続可能な開発の促進に向けて、多くの「地域をベースとするその他の効果的な保全手法(OECMs)」を含む生態系回復のための、ランドスケープ・シースケープアプローチにおける地域の行動とパートナーシップの役割に焦点を当てます。また、「地域をベースとするその他の効果的な保全手法(COMDEKS)」の第4フェーズが開始され、ポスト2020生物多様性枠組(GBF)と国際SATOYAMAイニシアティブとの関連性、および「国連生態系回復の10年」や「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献について議論が交わされます。

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