UNU-IASが持続可能な開発のための教育に関するユネスコ会議に貢献

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  • 2021年5月24日     オンライン

    2021年5月17日から19日までの期間、持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ会議がオンラインで開催されました。ESD for 2030への支援を促進し、ESDに関するベルリン宣言を通じて行動のための計画にコミットするために、161か国から政策決定者やESDコミュニティ関係者を含む2,800人(加えて、一般向けのライブ配信参加者10,000人)が参加しました。

    UNU-IASは、5月18日に「地域レベルにおける気候変動対策:RCEの経験」と題したバーチャル・ブースおよびライブセッションに参加しました。フィリップ・ヴァウター(UNU-IASリサーチ・フェロー)は、より効果的な適応策に反し、効果の少ない行動に焦点が当てられていることを含め、公教育のカリキュラムにおける気候変動教育の課題について発表しました。また、地域におけるESD推進の拠点(RCE)が、質の高い教育および地域における様々な機関との協働を通じ、気候変動に対して革新的な解決策を実践してきたかについて紹介された他、新刊「地域レベルにおける気候変動対策:グローバルRCEネットワークにおけるESDプロジェクト」およびビデオから効果的な実践のためのアプローチの事例及び中程度あるいは効果の高い行動に関する成功事例が紹介されました。

    また、UNU-IASは、5月19日に2つのセッションに貢献しました。1つ目のセッションは「ESDを実践に移す(パート2)」で、野口扶美子(UNU-IASリサーチ・フェロー)が司会を務め、実践行動分野5(地域レベルにおける実践の加速)に焦点を当て、地域レベルにおいてESDがどのように実践されうるかについて議論しました。本セッションには、地方自治体、NGO、政府、高等教育機関を含む多様なセクターから5人の登壇者が参加し、優良事例やESDのツールが共有されるとともに、コミュニティの役割に焦点を当てた今後の展望について議論されました。

    2つ目のセッションでは、ジョンウィー・パク(UNU-IASアカデミックプログラム・ヘッド)が、多様な主体のパートナーシップを通じたローカルレベルにおける持続可能な開発の促進のためのネットワーク、特にグローバルRCEの役割について情報共有しました。ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)のもとで実施されたRCEプロジェクトの分析によると54%が高等教育機関により推進され、5つのうち3つはコミュニティにおける実践を促進しており、高等教育機関が地域コミュニティにおいてESDを推進する機会を示しました。

    本会議は、ESDのコミットメントと共に持続可能性及び気候変動対策への行動の加速への呼びかけを行うESDのためのベルリン宣言の採択で幕を閉じました。コミットメントは、2021年にグラスゴーで開催される第26回気候変動枠組条約締約国会議等の鍵となるプロセスを通じ、2030年に向けて実施されます。

    ESDに関するユネスコ世界会議及び様々なセッションの動画の詳しい情報は、ユネスコのウェブサイトからご覧ください。