2021年12月13日 オンライン
開会挨拶では、環境省中井徳太郎事務次官が登壇し、本シンポジウムが新たなまちづくりとパートナーシップの在り方について議論する機会としたいと述べました。
また、基調講演では和歌山県の仁坂吉伸知事が登壇し、和歌山県の地域資源をいかした取組を紹介しました。
シンポジウムでは、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の竹本明生プログラムヘッドから、本年11月に開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の報告を中心とした国際動向が共有され、気候変動対策においては、適応と緩和に加え、誰も取り残さない公正な移行や包摂性が重要視されていること、また、それを実現する上で、パートナーシップと教育の重要性を強調しました。さらに、教育機関である国連大学として、2023 年にパリ協定専攻コースを創設することが紹介されました。
また、企業や研究機関より、デジタル技術を活用した自律分散型の地域づくりの事例が紹介されました。総括では、武内和彦UNU-IAS客員教授が登壇し、持続可能な地域づくりをますます進めていく必要性を強調しました。
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