アジア・太平洋地域から考えるSDGsーISAP2017を共催

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  • 2017年8月1日     横浜市

    Photo: IGES

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    UNU-IASは7月25日と26日、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)とともに、「第9回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラムISAP2017)」を開催しました。

    ISAPは、年に一度、2日にわたって開催されるフォーラムで、最前線で活躍する研究者のほか、国際機関、政府、民間企業、非政府組織などの関係者が集まり、アジアおよび太平洋地域における持続可能な開発について議論を交わします。9回目を迎えた今年は、「Transformational Changes: Putting Sustainability at the Heart of Action」と題したテーマのもと、アイオープナーや全体会合、テーマ別会合などが開催されました。

    1日目には、UNU-IASとIGESがテーマ別会合「低炭素技術移転の活性化に向けた革新的アプローチ」を実施しました。ここでは、「低炭素技術移転の異なるフェーズにどのように対処するか」「マッチメイキングに効果的なのはどのようなモデルであるか」といった点に着目し、パネリストが議論を深めました。

    UNU-IASは2日目、テーマ別会合「持続可能性を軸にしたランドスケープ・シースケープ管理を目指して:地方自治体が担う重要な役割とは」を共催しました。ランドスケープ・シースケープの文化的・自然的遺産と資源を保護し、活用するための国際的な取り組み(UNU-IASが部分的に主導)「SATOYAMAイニシアティブによる持続可能なランドスケープ管理」についての説明のほか、各パネリストから、自然資源の持続的な管理に向けた各地域の活動について、発表がありました。