生物多様性条約に関する補助機関会合(SBSTTA-23)において、UNU-IASが専門的知見を提供

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  • 2019年12月6日     カナダ・モントリオール

    UNU-IASは、2019年11月20日~29日にカナダ・モントリオールで開催された「生物多様性条約第23回科学技術助言補助機関会合 (CBD SBSTTA-23)」および「第11回生物多様性条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j)11)」に参加しました。会合ではUNU-IASの研究者らが国際SATOYAMAイニシアティブの研究や活動内容について発表し、議論の進展に貢献しました。
     
    11月27日には、UNU-IASが、日本環境省および生物多様性条約事務局(SCBD)と共にサイドイベントを主催し、2019年9月に熊本で開催された「生物多様性のポスト2020目標に向けたランドスケープアプローチに関するテーマ別専門家ワークショップ」の成果を報告しました。本ワークショップは、2011年から2020年までの「国連生物多様性の10年」の後継となる生物多様性政策の策定プロセスの一環として、UNU-IASが、SCBD、日本環境省、および熊本県と共催したものです。
     
    また、11月21日には、ウィリアム・ダンバーUNU-IASシニア・コミュニケーションズ・コーディネーターが、SCBD及び国際自然保護連合(IUCN)主催のサイドイベント「生物多様性のポスト2020目標における生物多様性と文化多様性 ―自然と文化― の主流化」においてモデレーターを務めました。