2022年1月18日
気候変動や食品ロスなどが国内外で課題となり、持続可能な社会を目指す動きが活発化し始めている現在、地域で取れた作物を長期保存する技術や、余すことなく活用する技術、地域に昔から伝わる作物を自家採取で栽培する技術などは、ますますその重要性を増してきています。
UNU-IASのいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)は、SDGsを地域コミュニティーで実装化していくための取り組みを進めており、「能登の里山里海」として世界農業遺産(GIAHS)に認定されている能登半島にて、代々受け継がれてきた「食の知識・技術を伝える」映像を制作、公開しました。
能登半島は比較的、伝統的な食の知識や技術がまだ継承されている地域ではありますが、私たち自身が次世代へと伝えていく意識をしっかり持たなければ、生活スタイルの変化などによってこのような営みは急速に失われてしまいます。
「山菜」、「大浜大豆」、「ナマコ」、「かじめ」を題材としたこの動画シリーズは、
こちらのUNU-IASのYouTubeチャンネルからご覧いただけます。
能登半島に伝わる食の知識や技術に触れることで、私達の食の未来についてぜひ一緒に考えていきましょう。