2024年9月27日
2024年8月23日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、第3回国際青少年デーウェビナー「デジタルの最前線に立つ若者と持続可能性」を開催しました。本イベントでは持続可能な開発に向けユースがデジタルイノベーションを活用する可能性について取り上げ、また急速に進化する技術が持続可能性の原則に従うことを確実にしていくことも強調しました。多様な持続可能性に関するユースのリーダーが集まり、デジタル化がもたらす機会と課題を探り、革新的な技術が持続可能な開発目標(SDGs)を達成するためにどのように活用されているか示しました。
基調講演では、セーフティピン(Safetipin)ニールジャ・グプタアシスタント・プログラムマネージャーが、女性や社会的に疎外されたグループのための参加型データ収集の重要性について述べ、ユースがこの分野で重要な役割を果たせると主張しました。
SOS-英国トーリ・モリスプロジェクトマネージャーは、持続可能な未来のために必要不可欠なユースのためのグリーンスキルとグリーンジョブの重要性を強く唱えました。モンクット王工科大学ラートクラバン校ピリヤプル・プラサンクリュー スタートアップハブ代表は、環境とユースのリーダーシップのためのデジタルイノベーションについて議論し、若いリーダーたちが環境問題に取り組むために技術をどのように活用しているかを紹介しました。UNU-IASのジェローム・シラ研究員は、二酸化炭素排出量を追跡し削減するためのデジタルツールについて発表し、これらの技術が持続可能な実践を促進する可能性を示しました。分科会では、参加者が環境問題の解決策についてさらに議論し、個々の経験や洞察を共有しました。
本ウェビナーは、世界中の若手リーダーで構成される国際若者デー実行委員会によって企画、実施され、若者の声をより一層は反映させ、次世代のサステイナビリティリーダーをエンパワーすることへのコミットメントが強調されました。