高校生の環境活動にUNU-IAS所長賞を授与

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  • 2021年2月16日

    UNU-IASは2月3日、環境省、独立行政法人環境再生保全機構とともに、「第6回全国ユース環境活動発表大会」をオンラインで開催しました。本大会は、SDGs の考え方に基づき、環境・経済・社会にまたがる課題解決につながる高校生の優れた活動を発表する場を設け表彰を行うことで、次世代の持続可能な社会の担い手の能力育成を支援することを目的に開催されました。

    厳正な審査の結果、国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞は富山県立滑川高等学校海洋クラブに贈呈されました。同校は「持続可能な社会を目指した未利用資源イワシの活用」と題して、地元のホタルイカ漁の網に入り廃棄されていたイワシを缶詰等に加工することで、海洋資源の無駄を無くす取り組みとともに、小中学校に地域資源の大切さを伝える活動について発表を行いました。

    2月5日には地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)がモデレーターとなり、大会に参加した全国の高校生同士がそれぞれの活動について意見交換を行う交流セッションを開催しました。本大会の様子と山口しのぶ所長の高校生への応援メッセージは、3月下旬発行の読売SDGs新聞に掲載される予定です。大会に参加した各高校の活動発表動画はこちらから閲覧可能です。