気候変動に関する若者の声と持続可能性のための行動

ニュース
  • 2021年8月13日

    UNU-IASは2021年8月11日、「気候変動に関する若者の声と持続可能性のための行動」に関するウェビナーを開催しました。本ウェビナーは、気候危機に対処するために必要な行動や、取組を加速させる方法ついて、若者が対話する機会となりました。

    開会挨拶において、山口しのぶUNU-IAS所長は、国際青少年デーの意義や、地域、国、世界レベルにおける若者の存在と社会参加の重要性を強調しました。RCE西シドニー広域のブリタニー・ハーディマン氏は、「持続可能性のための行動に関する若者たちの声」(’Youth Voices on Action for Sustainability’)と題した基調講演において、若者が受け継いだ厳しい現実を強調する一方で、強力な変化の担い手である若者がどのように対応するかという点において、若者にとってのチャンスであることを指摘しました。続いて、フィリップ・ヴォーターUNU-IASコンサルタントの司会により、質疑応答が行われました。ハーディマン氏は、様々な国の若者が参加するプロジェクトを進めるうえでの課題として、時差の他、必要な支援を提供するために、参加者に適切なメンターを紹介すること挙げました。分科会では、気候変動対策に関する行動促進の鍵として学校における環境教育、一般の人々の意識向上、知識の共有やコミュニティへの参加を可能にするプラットフォームの構築などが挙げられました。

     

    本ウェビナーの詳細なレポート(英語)は、グローバルRCEネットワークのウェブサイトをご覧ください。