山口しのぶ
2019年より、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の所長を務める。国際開発、国際協力、教育におけるICT(情報通信技術)、教育政策、科学とテクノロジーに関する政策および世界遺産保護に向けた科学技術利用を専門とする。UNU-IASの所長として国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC COPs)、国連持続可能な開発目標に関するハイレベル政治フォーラム(HLPF)、教育変革サミットおよび行政学の専門家委員会(CEPA)のセッションなど多数の国際会議にて専門的助言を行なっている。これまでの教育政策への多大な貢献に加え、山口博士は国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)のフラグシッププログラムである教育の未来においても国際諮問委員を務めた。また、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて日本の大学の連携を促進するイニシアティブである国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)を創設しチェアを務めている。
UNU-IAS所長就任以前は2006年より東京工業大学にて教授、現在は名誉教授を務める。それ以前はユネスコにて、中国、インドネシア、モンゴルおよびパキスタンにおける教育制度の発展に携わった。
山口博士は日本学術会議連携会員、日本ユネスコ国内委員会委員および日本政府の数々の委員会にも所属している。また、比較国際教育学会、国際開発学会および世界比較教育学会の会員としても意欲的な活動を行なっている。コロンビア大学で教育経済学の博士号を取得し、これまでに200以上の出版物の著者、共著者を務め、会議やセミナーでの発表も行っている。
マネージャー 兼 プログラム・オフィサー
マネージャー 兼 プログラム・オフィサー
プログラム・コーディネーター