アジアにおける残留性有機汚染物質(POPs)の監視と管理

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  • 開始日:
    2015年11月30日
    終了予定日:
    2018年10月30日
    代表機関:
    UNU-IAS
    進行状況:
    継続中
    種類:
    持続可能な社会
    代表者 :
    Mario Tabucanon

    この能力構築プロジェクトは、アジアの開発途上国10カ国に、環境中の残留性有機汚染物質(POPs)を監視するための科学的知識と技術を提供します。このプロジェクトは島津製作所の技術援助のもと、UNU-IAS(および当初は国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP))によって1996年から実施されています。

    2012年8月、国連大学と島津製作所はプロジェクトの継続に合意し、2012年11月から2015年10月にかけて実施される第6期を設定しました。2012年11月12日に東京の国連大学本部で行われた調印式において、3カ年にわたる現行の第6期が国連大学と島津製作所によって承認されました。UNU-IASは、各国の化学的分析・監視能力を強化するという、プロジェクト設立当初の目標を今後も維持します。これに加えて同プロジェクトは現在、ストックホルム条約などの多国間環境協定の実施に貢献することを目指しています。

    島津製作所は、実験装置である液体クロマトグラフィー・タンデム質量分析装置(LC/MS/MS)を提供するとともに、プロジェクト参加国を対象としてこの装置を使った化学分析の技術研修を行うことにより、プロジェクトに貢献しています。この装置と技術支援により、参加国は2014年8月まで、ISO 25101の水質規格に従って、アジア太平洋地域の河川や沿岸部から採取した水サンプルのPFC分析を行います。UNU-IASは初年度の調査結果に基づき、PFOSとその塩およびPFOSFの継続使用の必要性を評価する締約国会議(COP)への支援を目的に、参加国に対して調査結果報告書を作成し、ストックホルム条約事務局に提出するよう促す予定です。

    • Mario Tabucanon
      Project Manager
    • Eiko TAKASHITA
      Junior Researcher
      Administrator