食の国際貿易や生産後の管理を通した食料システムの脱炭素化
No. 48, 2024
英題:Decarbonizing Food Systems through International Food Trade and Post-production Management
本ポリシーブリーフでは、G20加盟国の食料システムにおける気候変動緩和策や措置について分析しています。特に、加工、輸送、包装、流通、消費および廃棄など、生産後の対策に焦点を当て、先進国、途上国両方における食料システムの脱炭素化に向けた課題と実践的なアプローチを提言しています。著者は竹本明生、丸山鳴、ウッパラット・コーワタナサクンです。
生物多様性と持続可能なビジネス慣行:ランドスケープ・アプローチの適用
No. 47, 2024
英題:Sustainable Business Practices for Biodiversity: Leveraging Landscape Approaches
本ポリシーブリーフは、生産性の高いランドスケープやシースケープを管理する実質的な経験を基に、ランドスケープ・アプローチがローカルレベルのスチュワードシップ、多層的な協力および相互学習を通じて、どのように生物多様性に配慮したビジネスを促進できるかまとめています。著者は西麻衣子、スニータ・スブラマニアン、バルギース・フィリップです。
カリブ海の小島嶼開発途上国において再生エネルギーの利用を促進するーバルバドスの事例の考察
No. 46, 2024
英題:Fostering Renewable Energy Uptake in Caribbean Small Island Developing States: Insights from Barbados
本ポリシーブリーフは、小島嶼開発途上国において化石燃料依存から脱却し再生エネルギー源の利用を進める上での課題について議論しています。バルバドスにおける研究に基づいて、今後の発展や気候変動に対するレジリエンス(回復力)の強化を支えるための、持続可能で信頼のできるエネルギー供給の確保に向けた政策立案者やステイクホルダーへの提言を行っています。著者は、シェキラ・トンプソン、鈴木政史、ウィンストン・ムーア、竹本明生、ウッパラット・コーワタナサクンです。
気候と生物多様性の行動を統合するための科学と政策の連携
No. 45, 2024
英題:Bridging Science and Policy for Integrated Action on Climate and Biodiversity
本ポリシーブリーフは、特に生物多様性に富んだ途上国における気候及び生物多様性に関する行動の実行に関わる政府、非政府アクターに向けた提言をまとめています。グローバル、国および地域レベルにおいて影響の大きいトレードオフ(両立不可能性)を乗り越え、気候と生物多様性のシナジー(相乗効果)を高める方法についての助言を提供しています。著者は、ヒマンガナ・グプタです。