ポリシーブリーフ

概要
  • UNU-IASポリシーブリーフ・シリーズは、サステイナビリティに関する課題を解決するための分析や政策提言を発信しています。ハイレベルな政策議論のための情報を提供し、研究の取り組みを促進し、世界・国・地方レベルの意思決定者が持続可能な社会構築に向けて行動していくために有用な提言を行っています。

    各報告書は、UNU-IASが力を入れる4分野(持続可能な開発のためのガバナンス・生物多様性と社会・水と資源管理・イノベーションと教育)の研究結果に基づいています。2015年に発行を開始したこのシリーズは、IASの研究報告書・書籍・ワーキングペーパーといった学術的な出版物をより深く補完する役割も果たしています。また、ポリシーブリーフの質や正確さを保証するため、学者や政策立案者らによる査読が行われています。

    このシリーズの発行は、UNU-IASの使命の根幹である政策立案者としての役割を果たしていくために非常に重要です。持続可能な開発のための2030アジェンダや気候変動に関するパリ協定などでも指摘されているように、研究と政策立案の関係を強化することは、世界の持続可能性を推進するのには不可欠です。UNU-IASは、これからもポリシーブリーフを通じて、政策立案への貢献を続けていきます。

    ポリシーブリーフは、UNU Collections からダウンロードして読むことができます。

     

    最新のポリシーブリーフ

    SDGsのフォローアップとレビューの強化に関する提言

    No. 36, 2022
    英題:Advancing Follow-up and Review for the SDGs: Lessons from the 2021 Voluntary National Reviews

    は、各国政府に対してSDGs達成のためのフォローアップとレビューの枠組の改善に関する政策提言をまとめています。2021年の40か国の自発的国家レビューの分析に基づき、政策調査と実施評価の進展をモニタリングするにとどまらない多層的・統合的なアプローチを提唱しています。また、SDGsを進展を止めることなく、フォローアップ・レビューの仕組みと実践を他の枠組との整合性を持って改善するための提言を行っています。筆者は、リチャ・カンドパルマヘスティ・オキタサリです。

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    温室効果ガス排出量ネットゼロへの移行における脆弱な立場の人々への支援:先進国の優先事項

    No. 35, 2022
    英題:Supporting Vulnerable Populations in the Transition to Net Zero Emissions: Priorities for Developed Countries

    本ポリシーブリーフは、脆弱な立場にある人々への支援強化を通じて、ネットゼロ(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)な社会への包摂的な移行を進めるための提言をまとめています。再エネなどの環境負荷が少ないクリーンなエネルギーへのアクセスに焦点を当て、エネルギーの貧困リスクが高い人々に対して脱炭素技術や実践への平等なアクセスを確保するためのインセンティブおよび支援策の強化について、政策立案者に向けた指針を提供しています。著者は、竹本明生、アポリーン・クロス、鈴木政史 ウッパラット・ コーワタナサクンです。

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    生物多様性、健康、持続可能性のためのネクサスアプローチを提唱

    No. 34, 2022
    英題:The Biodiversity–Health–Sustainability Nexus: Integrated Solutions from Landscapes & Seascapes

    本ポリシーブリーフは、持続可能な社会に向けた変革のためのネクサス(相互関連的)・アプローチ、すなわち複数のセクターにわたる統合的解決策を推進する方法の実施に関する提言を行っています。社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ (SEPLS)で用いられている方策をもとに、生物多様性と人間のウェルビーイング(幸福)との相互関係を解明し、政策立案者がワンヘルスのような一貫した政策に向けた対策を講じる際の指針を提供しています。著者は、西麻衣子、スニータ・サブラマニアン、ヒマンガナ・グプタです。

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