国連大学では、この春4月より、若手社会人と学生の皆様を対象に、連続トークセッションを開催しています。 世界の様々な現場で活躍されているゲストを、毎回お一人ずつお迎えし、これからの国際社会で貢献したい方々にメッセージを届けます。
2014年6月6日(金)に開催される第2回目は、北村友人氏をお迎えします。北村氏は、大学生のころにバングラデシュの小学校を支援する小さなNGOでの活動を始めたことから、国際協力の道を志すようになり、現在は、カンボジアやラオスなどのインドシナ諸国を中心に、現地の大学、教育省、ユネスコ、アジア開発銀行などと共に調査研究や教育協力実務に取り組んでおられます。
当日は、「途上国の教育開発との関わり~国際的なキャリアの途上から考える~」というテーマで、北村氏のご経験をお話し頂き、参加者の皆さんの質問にお応え頂きます。国際機関への就職を目指されている方、国際的な現場でお仕事されている中で課題を感じていらっしゃる方、グローバル人材教育の方法に迷われている方には、大きなヒントが得られる機会になるはずです。
これからの持続可能な社会の実現に向けて、世界の中の一人の日本人としてどう貢献できるのか、あなたも先人からの知恵と経験のバトンを受け取ってみませんか。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
北村 友人氏
1972年東京生まれ。慶應義塾大学文学部人間関係学科教育学専攻卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教育学大学院社会科学・比較教育学科修士課程・博士課程修了。Ph.D.(教育学)。国連教育科学文化機関(ユネスコ)パリ本部教育局教育専門官補、名古屋大学大学院国際開発研究科准教授、上智大学総合人間科学部教育学科准教授を経て、現在、東京大学大学院教育学研究科准教授。専門は、比較教育学、国際教育開発論。
環境省地球環境審議官を務め、気候変動、生物多様性、越境大気汚染といった地球環境問題に関する国際交渉のための国家戦略の開発を担当した。その後2010年から国連大学に加わり、現在2014年1月に新設された国連大学サステイナビリティ高等研究所の所長を務める。
〒150-8925
東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学本部ビル2階レセプション・ホール