本イベントは、2024年持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム (HLPF)におけるサイドイベントです。本イベントでは、生態系回復、保護地域、地域をベースとするその他の効果的な保全手法(OECM)を含む、持続可能な開発目標(SDGs)や昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の主要目標の達成に向けたSATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)の役割に焦点を当てます。また、気候変動、生物多様性損失および汚染という3つの環境危機に対処するための革新的、包括的および持続可能な地域主導の解決策の立案と実施に向けた地域のアクター、市民社会および地域社会の役割について議論します。さらに、貧困削減、地域強靭化および生態系回復の関係についても話します。
本イベントには専門家と現場の実践者が参画し、SATOYAMAイニシアティブ、COMDEKS およびGBFの実践に関する多様な知識と経験を共有します。参加者の皆さんにも経験や教訓を共有いただき、今後の発展方法や国内、グローバルの政策へ経験を組み込んでいく方法を探ります。
本イベントはオンラインで、日本時間21:00〜22:30に開催されます。
どなたでもご参加いただけます。こちらから事前登録をお願いします。
国連大学(UNU)主催イベントへの参加者は、イベント関連の写真や、スクリーンキャプチャ、動画、音声に登場する可能性があります。 更なる詳細は、こちらのイベント情報ページをご参照ください。
当イベントは英語での開催です。
スペイン語、フランス語での同時通訳も提供されます。
21:00〜21:04 開会
21:05〜21:27 挨拶
21:28〜21:32 COMDEKSについてのビデオ上映
21:33〜22:13 SATOYAMAイニシアティブとCOMDEKSについての概要およびパネルディスカッション
22:14〜22:29 質疑応答
22:30 閉会
本サイドイベントは経団連自然保護協議会(KCNC)、環境省(MOEJ)、国連開発計画(UNDP)GEF小規模グラント・プログラム、生物多様性条約事務局およびUNU-IASの共催で実施されます。
SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)は、2011年の設立以来、グローバルなSATOYAMAイニシアティブの基幹プログラムの一つとして、農業、漁業、林業などの社会・経済的活動の維持と開発を自然なプロセスに整合させる「自然共生社会」の実現に向けた活動を行っています。COMDEKSフェーズ4は、統合的な地域の取り組みを触発し推進するとともに、GBFの実装に具体的に寄与し、「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)」における生物多様性資源の持続可能な利用を促進します。更なる詳細は、COMDEKSウェブサイトをご覧ください。