COP23にて、低炭素技術移転の研究を共有

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  • 2017年11月10日     ボン

    UNU-IASは、2017年11月9日にCOP23で開催されたサイドイベントAchieving Sustainable Development Goals (SDGs) through technology innovation, deployment, and transferを共催しました。竹本和彦所長のフレーミング・プレゼンテーションでは、気候変動と持続可能な開発目標(SDGs)の関係を紹介し、UNU-IASの低炭素技術移転(LCT)研究のプロジェクトを参照しながら、相互支援とシナジーの重要性を強調しました。竹本所長は、都市間連携とJCM(二国間クレジット制度)がSDGs達成のためのユニークな手段であるという点を強調しました。

    竹本所長のフレーミング・プレゼンテーションに続き、Sum Thyカンボジア環境省気候変動局長、Dicky Edwin Hindarto(インドネシアJCM事務局長)、黒水公博(横浜市温暖化対策統括本部副本部長)と小柳百合子(OECC研究員)がLCTに係る活動について紹介しました。

    最後に、竹本所長は役割の異なる上記4名からなるパネルをファシリテートし、実地での具体的な活動からSDGsを達成する方法について議論しました。質疑応答では、フロアとパネルの間でインタラクティブな情報共有が行われました。