2021年ProSPER.Netリーダーシップ・プログラムにおいて持続可能な開発の若手リーダーが気候変動に関する課題に挑戦

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  • 2021年11月9日

    2021年9月14日から24日にかけて、2021年度ProSPER.Netリーダーシップ・プログラム(LP)が開催され、アジア太平洋地域10カ国から24名が参加しました。UNU-IASとソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)が主催したオンライン・プログラムでは、「気候変動:グローバルな課題、ローカルな行動、学際的な解決策」をテーマに様々な講義とワークショップが行われました。

    開会の挨拶で、山口しのぶUNU-IAS所長は、地球を変革するためには、革新的で創造的なリーダーシップが重要な役割を果たすことを強調しました。山口所長は、本プログラムが強力なネットワークを構築し、新たなスキルを身につける機会を提供することで、参加者が変化をもたらす主体となり、集団的な行動を加速させることができると述べました。

    プログラムや課題は、デザイン思考のプロセスに基づき構成されました。ロビン・ルイス(SIJ共同創業者兼ディレクター)は、デザイン思考のアプローチに関する一連のワークショップを実施し、参加者は「アイデアソン(ideathon)」のプロセスを通じて、地域コミュニティの気候に関連する課題に対処するためのプロトタイプを開発しました。

    また、「気候変動対策を探る-マルチステークホルダー・ダイアログ」と題したパネルディスカッションでは、フィリップ・ヴァウター(UNU-IASリサーチ・コンサルタント)が司会を務め、行政、ビジネス、NGO、若者の代表が参加しました。

    野口扶美子(UNU-IASリサーチ・フェロー)による「持続可能性のためのリーダーシップ」のワークショップでは、ステークホルダーや脆弱なグループを特定するエクササイズを行い、潜在的な対立とその克服方法を確認しました。また、参加者は、効果的なリーダーシップに必要なファシリテーション、コーディネーション、紛争解決の役割についても学びました。ルイス氏による別のワークショップでは、プロジェクトの成功に向けて、活動や資源をいかに調整するか、またどのようにインパクトを最大化することができるか、に焦点が当てられました。

    グループ・プロジェクトは、実現可能性、インパクト、革新性、マルチステークホルダーとのパートナーシップの有無、批判的・システム的思考などを考慮して、パネルにより審査されました。竹本明生(UNU-IASプログラム・ヘッド)は、参加者全員が幅広いテーマで優れたチームワークを発揮し、地域や世界の新たな問題に関与していることを称賛しました。最後に、ジョンウィー・パク(アカデミックプログラム・オフィサー兼イノベーションと教育プログラムヘッド)は、参加者が将来の気候リーダーになるための一歩として、プログラム期間中の熱意と献身を称えました。

    本プログラムとその成果についての詳細は、ProSPER.Netのウェブサイトをご覧ください。