セミナー
地域から国家スケールでの生態系シナリオとモデルの最新動向
- 日時 :
- 2016年11月14日 13:00 – 17:00
- 場所:
- 東京
生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)は、生物多様性関連の多国間環境協定を支援するため、科学と政策のつながりの強化に寄与することを目的として2012年に設立されました。IPBESは、(1)科学的な評価、(2)能力構築、(3)知識の生成、(4)政策立案の支援という4つの機能を柱としています。UNU-IASは2011年から、国連教育科学文化機関(UNESCO)、国連環境計画(UNEP)、地球環境変化の人間的側面に関する国際研究計画(IHDP)、日本の環境省と共同で、科学専門家が参加する公式・非公式の国際ワークショップを開催し、IPBESの評価プロセスの構築を主導しています。UNU-IASは2013年、IPBESワークショップを2回(6月に東京、9月に韓国で)開催しました。2014年には大学院生を対象とした生物多様性と生態系サービスに関する研修プログラムを開始し、IPBESの機能の一つである能力構築に寄与する予定です。
Machimura, Takashi, Soda, Satoshi, Tsuyuzaki, Shiro, Nishida, Shuzo, Ohba, Makoto, Kishimoto, Tohru, Saito, Osamu, Yoshida, Kentaro, Hayashi, Kitaro, Gibbons, Philip and Matsui, Takanori, 工学生のための基礎生態学, (Tokyo: Rikoh Tosho, 2017).