サイドイベントに参加ー11月開催のCOP23

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  • 2017年11月17日

    UNU-IASは、2017年11月6日から17日に開催の「国連気候変動枠組条約第23回締約国会議(UNFCCC COP23)」(ドイツ・ボン)で、2つのサイドイベントに参加し、IASが実施する低炭素技術移転プロジェクトについて発表しました。

    11月9日に行われたサイドイベントAchieving Sustainable Development Goals (SDGs) through technology innovation, deployment, and transferを共催しました。竹本和彦所長のフレーミング・プレゼンテーションでは、気候変動と持続可能な開発目標(SDGs)の関係を紹介し、UNU-IASの低炭素技術移転(LCT)研究を参照しながら、相互支援とシナジーの重要性を強調しました。竹本所長は、都市間連携とJCM(二国間クレジット制度)がSDGs達成のためのユニークな手段であるという点を強調しました。

    11月14日のUNIDOとWFP共催の国連システムのサイドイベントInnovation and Entrepreneurship for Transformative Climate Solutionsに参画しました。このサイドイベントでは、気候変動への挑戦に対する革新的な解決策に関する知見を結集し、複数のパートナーが既存及び新技術の革新と応用をどのようにサポートできるかについて議論するためのプラットフォームを提供しました。

    Lisanne Groen(UNU-IASポスドク研究員)はパネルディスカッションにも登壇しました。Groen博士も低炭素技術移転(LCT)プロジェクトの研究結果に基づき、革新的な気候ソリューションの1つとして技術のローカライズと地域のコミュニティや政府と協力して低炭素技術移転を行う包括的なプロセスの重要性を強調しました。